現代法理論特講第二

最終更新日：2017年8月21日

授業科目名	現代法理論特講第二	履修コース	専　修
講義題目	法と感情の社会学	授業区分	前期
担当教員	江口　厚仁	単位数	2単位
教　室	研究室	科目区分	修士課程

履修条件	特にありません。ただし、講義題目にあるとおり、社会学や心理学等の法学以外の方法論に依拠する文献を読んでいくことになりますので、これらの領域にかんする基本的な知識をある程度は備えていることが求められます（いわゆる「入門的解説」は行いませんので、この点についてはご留意下さい）。
授業の目的	この古来から問題とされながらも、いまだほとんど未解決とも言うべきテーマに沿って、これまでの議論状況をふまえつつ、新たな分析の切り口を発見していくこと。そうした意味で、本授業は授業と言うより共同研究に近い。
授業の概要・授業計画	本テーマに関連する内外の文献講読。
授業の進め方	参加者による合議の上、講読テクストを選定し、輪番で読み進めていく。研究会方式の報告／質疑応答／自由討議が基本だが、参加者はその都度、自己の研究テーマに引きつけた議論を展開していただいて構わない（むしろそれを歓迎する）。また、不定期に、ご自身の論文構想発表の場として活用していただいても構わないので、希望者は必要に応じてお申し出ください。
教科書及び参考図書等	参加者の合議により決定する。ご自分で講読／報告したい候補文献（著書／論文）を、あらかじめお考えいただけるとよいだろう。たとえば、マーサ・ヌスバウム『感情と法』（2004=2010）あたりが導入としては良いかもしれない。
成績評価の方法・基準	平素の成績による。
その他（質問・相談方法等）