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政治・外交史研究第一

最終更新日:2017年8月21日

授業科目名
政治・外交史研究第一
履修コース
研・専
講義題目
史学概論V(歴史学方法論)
授業区分
通年
担当教員
熊野 直樹
単位数
4単位
教 室
研究室
科目区分
修士・博士課程
履修条件
 特になし。
授業の目的
 今年度も、昨年度に引き続き、史学概論に関する近年の代表的な作品を取り上げ、歴史学方法論を中心に批判的に検討を行う。さらには、史学概論の一環として、史料批判の実践を今年度は行う予定である。以上を通じて、歴史学方法論についての専門的知識を深めることが授業の最終目的である。
授業の概要・授業計画
 史学概論に関する近年の著名な作品を取り上げ、歴史学の方法論を中心に批判的に検討していく。その際、逐次、ポストモダンの歴史学、とりわけ言説的転回について着目しながら、政治学方法論との異同についても配慮しつつ、検討していく。
 また今年度は史学概論の一環として、史料批判の実践を行う。近年話題となった研究文献を取り上げ、そこで依拠されている史料をメンバー全員で検討し、そこでの史料解釈、史料操作の是非を検討する予定である。
 本年度も、5月、10月、11月に修士論文の構想発表会ないしは研究計画報告会を予定している。
授業の進め方
 報告者が、テキストの該当箇所についてレジュメを作成し、かつそこで依拠されている史資料に直接当たり、テキスト・クリティークを行う。そこでの報告者の論点を中心に、参加者全員でテキストの内容や史料操作の是非について検討していく。
教科書及び参考図書等
 遅塚忠躬『史学概論』東京大学出版会、2010年。
 G・R・エルトン(丸山高司訳)『政治史とは何か』みすず書房、1974年。
成績評価の方法・基準
 報告とその内容(60点)及び通常点(40点〔コメントの内容・発言回数・ゼミへの貢献度〕)を総合的に評価。
 遅刻・無断欠席は当然厳禁。遅刻は通常点から5点を、無断欠席は10点を差し引く。無断欠席は3回で除籍とする。
その他(質問・相談方法等)
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