最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
政治学史研究第一 |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
西洋政治思想史研究 |
授業区分 |
通年 |
担当教員 |
木村 俊道 |
単位数 |
4単位 |
教 室 |
科目区分 |
修士・博士課程 |
履修条件 |
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授業の目的 |
1)研究者としての高度な「わざ」や「型」を修得し、学問的な諸能力を総合的に育成する。 2)政治思想史という学問分野の「ディシプリン」を身につける。 3)とりわけ、外国語文献や一次資料の「読み方」や、西洋政治思想史を理解するための「歴史的なセンス」の涵養を目指す。 |
授業の概要・授業計画 |
過去3年間においては、アリストテレスの『政治学』『ニコマコス倫理学』『弁論術』、キケロの『弁論家について』、ホッブズ『市民論』『リヴァイアサン』を読んだ。 今年度は、このような古典的な政治学の教養を踏まえて、前期は引き続きホッブズ『ビヒモス』と『哲学者と法学徒の対話』を読む予定である。後期については、現時点ではファーガソン『市民社会史』やアダム・スミス『道徳感情論』などを候補に考えている。 以上の作業を通じて、社会科学の「原像」を理解することを目指したい。 |
授業の進め方 |
通常のゼミ形式であるが、大学院の授業であるため、参加者の積極性や自主性がとくに望まれる。 |
教科書及び参考図書等 | 毎回の出席(40%)とゼミでの報告(40%)、およびゼミへの貢献度(20%)によって評価される。 |
成績評価の方法・基準 | |
その他(質問・相談方法等) | 参加希望者は事前に木村まで連絡のこと。 なお、夏期集中講義(政治学史研究第二)として、立正大学の早川誠先生に来ていただくことになっている。20世紀と現代の政治学・政治理論を理解するための絶好の機会なので、こちらへの参加も強くおすすめする。 |