最終更新日:2017年8月21日
授業科目名 |
政治学外国講読第ニ |
履修コース |
研・専 |
講義題目 |
国家非常事態計画の研究 |
授業区分 |
後期 |
担当教員 |
熊野 直樹 |
単位数 |
2単位 |
教 室 |
研究室 |
科目区分 |
修士課程 |
履修条件 |
ドイツ語履修者。 |
授業の目的 |
ヴァイマル共和国末期においてパーペン内閣やシュライヒャー内閣によって画策された国家非常事態計画に関する研究書を精読していきます。その際、カール・シュミットと国家非常事態計画との関係に着目しながら、検討していく予定です。 |
授業の概要・授業計画 |
近年、我が国においても国家緊急権について議論され始めています。そこで、本授業では国家緊急権を考える素材として、ヴァイマル共和国における国家非常事態計画を取り上げます。その際、国家非常事態計画と当時の国法学者であるカール・シュミットとの関係について考察した研究書を取り上げ、これを出席者全員で読み進めていきます。 |
授業の進め方 |
毎回、出席者には予習として予定範囲を全文和訳してもらいます。そのうえで、授業では毎回、音読の上、日本語に訳出してもらいます。 |
教科書及び参考図書等 | Lutz Berthold: Carl Schmitt und der Staatsnotstandsplan am Ende der Weimarer Republik, Berlin 1999. |
成績評価の方法・基準 | 平素(予習状況20%、和訳の正確さ40%、発音の正し10%、内容理解の正しさ20%、授業への貢献度10%)。 それ故、無断欠席、遅刻は厳禁です。欠席する場合は、必ず事前に連絡してください。無断欠席は3回で除籍とします。 |
その他(質問・相談方法等) | 学部との共同授業となります。 テキストは初回に配付します。 |