|
Course Title |
Political and Diplomatic History, Research I |
|
Course Overview |
Through an in-depth study of a selected topic in methods for studying political history, graduate students will acquire and develop the practical specialist knowledge and skill needed for research in political history. Mainly will be discussed some textbooks about methods for studying political history. |
|
履修条件 |
特になし。 |
|
授業の目的 |
今年度の本授業の目的は、昨年度に引き続いて、政治史学の方法論に関する基礎的文献の講読を通じて、政治史の研究方法を再検討していくことにあります。さらに、以上の検討を通じて、実際に政治史研究を行う際のスキルやノウハウを身につけることも目的です。そのうえで、政治史学の方法論を自覚的に依拠して、実証研究を行えるようになることが最終的な到達目標です。 |
|
授業の概要・計画 |
今年度も、政治史学の方法論に関する基礎的なテキストを幾つか取り上げて、政治史研究を実際に行う際に必要なスキルやノウハウを身につけていきます。そのうえで、政治史学の方法論に基づいた実証研究を幾つか取り上げ、それについて検討していく予定です。また、今年度は、定評ある実証研究を取り上げて、それについて、史料批判を中心に詳細に検討していきます。 |
|
授業の進め方 |
主に政治史学の方法論に関するテキストの講読、批評を中心に行います。また、今年度はテキストの徹底した史料批判を行っていきます。その間に修士論文構想発表会を、5月、10月、11月に予定しています。 |
| 教科書・参考書等 |
G.R.エルトン、丸山高司訳『政治史とは何か』みすず書房、1974年。
藪野祐三『現代政治学の方法』法律文化社、1981年。
G.T.アリソン、宮里政玄訳『決定の本質』中央公論社、1977年。
篠原一『ヨーロッパの政治』東京大学出版会、1985年。
坂野潤治『日本憲政史』東京大学出版会、2008年。
高橋進『国際政治史の理論』岩波書店、2008年。 |
| 成績評価の方法・基準 |
平素（予習状況20％、報告30％、レジュメ20％、内容理解20％、授業への貢献10％の総合評価）。
無断欠席、遅刻は当然厳禁です。欠席する場合は、必ず事前に連絡してください。無断欠席は３回（学期）で除籍とします。 |
| その他（質問・相談方法等） |
|