Course Title |
Seminar on Conflict Management and Dispute Resolution |
Course Overview |
Research on the basis of conflict management through both practical and theoretical approach. |
履修条件 |
特にありません。学部ゼミとの合同開講になります。院生として学部生への助言等を行う役割が期待されます。 |
授業の目的 |
当事者自身の能力を活用できる手続、当事者が納得できる手続はどのようにすれば準備できるのか、現代の紛争管理論は、それらの問題を考える視座を与えます。社会における様々な問題を解決するために、どのように手続をデザインできるのか、あるいは、既存の手続を改善できるのかを考える実践的な学問分野です。参加者には、自身の関心を元にゼミ論文研究を進めていただきます。その研究過程で、実証的アプローチ(たとえば、実務家へのインタビュー)が推奨されます。また、場をしつらえ、プロセスを設計し、参加者と共に考え話し合えるファシリテーション能力を伸ばすための活動も行います。 |
授業の概要・計画 |
前半:研究手法の学習。調停技法の概要の学習。研究計画。 後半:研究実施と報告。調停技法の学習。 |
授業の進め方 |
各自のゼミ論文の準備としての報告を行って、皆で議論します。 ゼミ生は、研究の進め方について、教員と個別面談を行います。 ゼミ合宿(2017年度は阿蘇)、他大学との合同ゼミ(2017年度は大阪大学・仁木恒夫ゼミとの企画)を行う予定です。 |
教科書・参考書等 |
参考書として、紛争管理論に関しては、『解説同席調停』(日本加除出版)他、レビン小林久子先生の一連の著書をお勧めします。また、教員の単著『現代調停論』(東京大学出版会)も併せて参考書として紹介致します。 社会科学の研究手法に関する入門書として、白井・高橋『よくわかる卒論の書き方』(ミネルヴァ書房)を推薦します。 |
成績評価の方法・基準 |
毎回の参加、報告、ゼミ論文を評価対象とします。 |
その他(質問・相談方法等) |
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