法 学 ・ 政 治 学 に お け る 論 文 の 書 き 方

最終更新日:2020年10月16日

授業科目名
法 学 ・ 政 治 学 に お け る 論 文 の 書 き 方
標準年次
研・専
講義題目
法 学 ・ 政 治 学 に お け る 論 文 の 書 き 方
開講学期
後期
担当教員
村上悠・汝思々・田井浩人 (MURAKAMI Y. RU S. TAI H.)
単位数
2単位
教  室
科目区分
使用言語
科目コード
Course Title
Law & Political Science Thesis Writing
Course Overview
履修条件
原則として修士課程に入学した留学生で、本講義を過去に履修していない者を対象とします。本講義による単位取得はありませんが、本講義に合格できない場合、修士論文の提出ができない点にご注意ください。
授業の目的
本講義では、法学・政治学に関する学術論文の執筆に際して、日本語での論文執筆に必要となる基礎知識と能力を身に着けることを目標としています。具体的には以下の四点が本講義の目的となります。
1)日本語での論文の執筆に関する知識を身に着けること。
2)自らの問題関心の明確化と、仮説の提示
3)先行研究の整理、それに先立つ資料の調査・収集・分析の技術を身に着けること。
4)日本語の文献を丁寧に読解し、簡潔に要約する技術を習得すること。
授業の概要・計画
【授業の概要】
本講義では、留学生が日本語で法学・政治学に関する研究を行う上で必要となる知識・技術の習得を目指します。上記の授業目的に沿って、日本語で論文を執筆するにあたって必要となる知識・技術の獲得について実践を通じて学びます。日本語による論理的な文章の書き方、剽窃を中心とする禁止事項に関する注意点を確認します。また、自分自身の問題関心を明確なものとしたうえで、現時点における仮説として提示してもらいます。さらに、論文のオリジナリティーの主張において必要となる先行研究の整理について学びます。これらと並行して演習におけるレジュメの作成と報告を通じて、日本語による研究全般で必要となる、専門論文の要点をつかみ、簡潔に要約する訓練を行います。

【授業の計画】
本講義では、杜崎群傑・西英昭『中国人留学生のための法学・政治学論文の書き方』(中国書店、2015)を教科書とし、その内容に合わせて講義を進めます。具体的な計画は以下のとおりです。

 第1回:授業の概要と自己紹介
 第2回:第1章 留学生・大学院生としての生活と勉強方法 実践編
 第3回・第4回 第2章 テーマの設定―学術論文とは何か
 第5回〜第7回 第3章 先行研究の収集・分析・批判
 第8回〜第10回 第4章 資料の収集・分析・批判
 第11回・第12回 第5章 論文の構成と各章の位置づけ
 第13回・第14回 第6章 剽窃をしないために・オリジナリティーの発見のために
 第15回:学習した内容の適用と小論文の作成・プレゼンテーション
授業の進め方
教科書・参考書等
成績評価の方法・基準
その他(質問・相談方法等)