シラバス
科目名 |
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教員名 | 田淵 浩二 ( TABUCHI Koji ) |
時限 | 木 , III ( 13:00~14:30 ) |
授業の目的 | 刑事訴訟法の基礎知識が備わっていることを前提に、判例・学説の分析を通じて法規範の理解を増進し、正確に事例を解決するための能力を養う。法規範の正確な理解のためには、単に判例や学説を暗記するのでは不十分であり、事案に即した問題の把握と解決方法の選択肢を持てるようにする必要がある。 |
履修条件 | 基礎刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱのの単位未修得者は履修指導を受けること。 |
到達目標 | カリキュラムマップ、到達目標科目対応表及び学修ロードマップを参照のこと。 |
授業の概要 | いわゆるプロブレムメソッド方式の授業とし、設例に対する解答と質疑応答により、法規範に対する理解を深める。質疑は設例に対する解答だけでなく、解答を導くに当って必要な基礎知識、関連判例にも及ぶ。解答にあたっては安易に正解に至ろうとしない心構えが大切である。 |
授業の概要(英語) | Advanced lecturer on criminal procedure by the problem solving method. |
授業計画 |
第1回 任意捜査と強制捜査 第2回 職務質問・所持品検査 第3回 任意同行と取調べ 第4回 おとり捜査 第5回 逮捕・勾留 第6回 令状による捜索・差押え 第7回 逮捕に伴う無令状の捜索・差押え 第8回 訴因の明示・特定 第9回 訴因の変更 第10回 証拠の関連性 第11回 違法収集証拠の証拠能力 第12回 自白の証拠能力 第13回 伝聞証拠の意義 第14回 伝聞例外 第15回 裁 判 |
授業の進め方 | 基本的には教科書の設問及び関連問題に沿って、質疑形式で授業を進める。アウトプットを重視し、全員が3回は課題を提出するよう、担当を割り当てる。予習範囲は授業の1週間前までにTKCに掲載する。 |
教科書及び参考図書等 | 教科書:井上正仁他『ケースブック刑事訴訟法〔第5版〕』(有斐閣) |
試験・成績評価等 | 課題の提出(40%)及び期末試験(60%)を総合して行う。 |
事前学習 | 質疑を評価対象とするため、特に予習が不可欠である。 |
課題レポート等 | 授業中の質問に対する解答は授業終了後、文書にして提出してもらう。内容をチェックした上で、解答集をTKCに掲載するので復習に役立ててほしい。 |
オフィスアワー | 時間:木曜日 16:20~17:20 場所:教員室 |
その他 |