シラバス
科目名 |
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教員名 |
緒方 枝里 ( OGATA Eri ) 久保井 摂 ( KUBOI Setsu ) 小林 洋二 ( KOBAYASHI Yoji ) 迫田 登紀子 ( SAKODA Tokiko ) 前田 牧 ( MAEDA Maki ) 八尋 光秀 ( YAHIRO Mitsuhide ) |
時限 | 金 , V ( 16:40~18:10 ) |
授業の目的 |
医療と法が関わる分野についての知識を涵養するとともに、医療問題を巡る法律実務を学ぶ |
履修条件 | |
到達目標 |
カリキュラムマップ、到達目標科目対応表及び学修ロードマップを参照のこと。 |
授業の概要 |
それぞれの分野の担当弁護士が講義形式で行う |
授業の概要(英語) |
This course examines Law and Medicine. |
授業計画 |
第1回 患者の権利の発展〜国際的状況から医療基本法構想 第2回 自己決定権とインフォームドコンセント〜エホバ輸血拒否事件・乳房温存療法事件等を踏まえて 第3回 自己決定権と終末期医療〜国際的な状況、日本における尊厳死法の議論 第4回 知る権利とプライバシー〜カルテ開示と個人情報保護法 第5回 安全な医療を受ける権利〜医療事故クライシスから医療事故調査制度へ 第6回 精神医療政策の役割・推移と法的規制の背景、国連原則の内容など 第7回 ハンセン病政策の歴史的経緯、強制隔離政策による人権侵害 第8回 優生政策の歴史的展開と強制不妊手術による人権侵害 第9回 障がい概念の変化と「社会モデル」、国連障害者権利条約の理念 第10回 日本における薬害の歴史〜薬害スモン・HIV・C型肝炎等 第11回 医療過誤訴訟における過失論〜東大病院輸血梅毒事件・高山日赤事件・姫路日赤事件・ペルカミンS事件等 第12回 医療過誤訴訟における因果関係論〜最高裁判例を中心に ルンバ−ルショック事件・肝臓癌見落とし事件及び相当程度の可能性を巡るいくつかの判例 第13回 医療事故被害救済の実際〜担当弁護士の経験した具体的事例をとおして① 第14回 医療事故被害救済の実際〜担当弁護士の経験した具体的事例をとおして② 第15回 医療事故被害救済の実際〜担当弁護士の経験した具体的事例をとおして③ |
授業の進め方 |
基本的には講義形式。適宜、質問を発するとともに学生からの積極的発言も期待する。 |
教科書及び参考図書等 |
特に定めない |
試験・成績評価等 |
質問に対する発言などを中心に評価する |
事前学習 |
特に求めない |
課題レポート等 |
予定していない |
オフィスアワー |
講義の後の時間帯で質問を受け付ける |
その他 |