寺本 振透
Teramoto Shinto
2010.4.1.着任
講座・専攻 国際関係法学講座
知的財産法
研究キーワード 知的財産権法制度の存在理由、ソーシャル・キャピタルの 文脈による法の研究、文化の多様性に対するメディアの役割
自己紹介 実務家として20年以上知的財産権およびファイナンスに携わってきた経験を背景として、知的財産権を「メディアに対するインセンティブ」として把握することを試みつつある。Law & Economics の文脈における知的財産権をめぐる議論において William M. Landes & Richard A. Posner, An Economic Analysis of Copyright Law, 18 The Journal of Legal Studies 325(1989)以来用いられてきたモデルに対して、私は、以前より疑問を持っていた。ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)の概念を応用することにより、知的財産権の意味を探るために用いるモデルの再構築ができるのではないかと私は考え、研究を行いつつある。この研究は、知的財産権のうち特許法、著作権法等の創作物保護法を「創作に対してインセンティブを与える手段」としてではなく「創作物へのアクセスを媒介する活動へのインセンティブを与える手段」として明確に捉え直すことにより、近年の知的財産権法の立法および解釈をめぐる混迷を極めた状況に対して、建設的な議論を行うことのできるアリーナを提供することを狙っている。
学生への一言 学問の世界に入ることに非常にわくわくしております。学生のみなさまも、ぜひ、わくわくするチャレンジングな経験を九州大学でしてください。
個人HPアドレス  
概要