CLOSE

教育内容・方法

ホーム > 教育内容・方法 > シラバス

シラバス

科目名
  • 授業科目名応用行政法Ⅰ
  • 授業科目名(英語)Advanced Administrative Law Ⅰ
  • 標準学年2年次
  • 必修・選択の区別必須
  • 単位数2単位
教員名 大脇 成昭 ( OWAKI Shigeaki )
時限 金 , V ( 16:40~18:10 )
授業の目的 行政法について、特に行政救済法の分野をを中心に、基礎理論から近時の判例に至る必須の基幹的知識を身につける。これにより、行政訴訟の運用にかかる基本的なスキルを習得することを目的とする。
履修条件 実定法分野を中心とした法律学全般についての基本的知識を有すること。
到達目標 カリキュラムマップ、到達目標科目対応表及び学修ロードマップを参照のこと。
授業の概要 行政救済法を中心として、双方向的な要素を一部に取り入れた講義形式授業を行う。
授業の概要(英語) Lecture on administrative remedies.
授業計画 第1回 イントロダクション−行政救済法概説
第2回 行政不服審査法
第3回 取消訴訟概論
第4回 取消訴訟の訴訟要件1−処分性
第5回 取消訴訟の訴訟要件2−原告適格
第6回 取消訴訟の訴訟要件3−狭義の訴えの利益、審理手続 +小テスト1
第7回 判決の効力、執行停止制度
第8回 無効等確認訴訟 +中間テスト
第9回 義務付け訴訟、差止訴訟
第10回 当事者訴訟
第11回 国家補償概論、国賠法1条に基づく責任の性質
第12回 国賠法1条の公権力の行使
第13回 国賠法1条の違法性と過失
第14回 国賠法2条 +小テスト2
第15回 損失補償
授業の進め方 授業は毎回事前に配布するレジュメに沿って行う。レジュメの内容及びそこで示される「検討」課題について、復習の際などに教員から質問を発することがある。また学習の成果を確認するため、中間テストと小テストを実施する。中間テストは、学期中の授業時間内で1回実施し、答案は問題点等を指摘して返却する。小テストは、2回実施する。
教科書及び参考図書等 ○教科書:大橋洋一『行政法II[第4版]』(有斐閣、2021年)
○判例集:大橋洋一ほか『行政法判例集II[第2版]』(有斐閣、2018年)
○参考図書:宇賀克也『行政法概説II[第7版]』(有斐閣、2021年)、櫻井敬子=橋本博之『行政法[第6版]』(弘文堂、2019年)
試験・成績評価等 期末試験50%、中間テスト20%、小テスト10%、発言点等(遅刻・欠席は回数に応じてこの項目で減点することがある)20%として評価する。
事前学習 事前にレジュメ等をTKC研究教育支援システムにアップするので、そこに示された論点(指定教科書および指定判例集の該当箇所を含む)や判例を読んだ上で授業に臨むこと。
課題レポート等 予定していない。
オフィスアワー 金曜日14:40~16:10(できるだけ、予めメールで申し込んでください)。
その他 感染症の蔓延状況、著しい天候不良その他の理由により、場合によりオンラインで授業を行うことがありえます。その場合はTKCの本科目授業ページにて、授業実施方式を変更する旨と、ZoomミーティングIDをお知らせします。