シラバス
科目名 |
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教員名 | 松井 仁 ( MATSUI Hitoshi ) |
時限 | 金 , II ( 10:30~12:00 ) |
授業の目的 |
国際的に活躍できる法曹に必要とされる英語読解力(法律条文を読む力、法律文献を読む力、判決文を読む力)を習得することを目的とする。なお、法科大学院を経由して博士課程に進学すること希望する者にも、研究のために必要な英語読解力修得に役立ててほしい。 |
履修条件 |
中級レベルの英語読解力を有すること |
到達目標 |
授業の目的欄または授業の概要欄において示された能力を修得すること |
授業の概要 |
授業は以下のステップで進行する。 1、ヨーロッパ人権条約のリーディング 2、関心のある条文についての解説文献のリーディング 3、同解説書で取り上げられているヨーロッパ人権裁判所の裁判例のリーディング |
授業の概要(英語) |
Classes take the following steps; 1, Reading articles of European Convention on Human Rights 2, Reading commentary on articles of interest 3, Reading case laws referred in the commentary |
授業計画 |
第1回 ヨーロッパ人権条約の内容、人権裁判所の役割、判例の構造の解説 第2回~5回 ヨーロッパ人権条約の条文リーディング 第6回~10回 ヨーロッパ人権条約の解説文献リーディング 第11回~15回 ヨーロッパ人権裁判所の判決書リーディング |
授業の進め方 |
参加者は各自事前に指定文書を通読して準備する。授業当日には、各参加者に分担して内容を要約して報告してもらった上で、教員と参加者との間で議論しながら授業を進める。 |
教科書及び参考図書等 |
指定の条文、解説文献、判決書は教員の側で用意し、電子ファイルとして送付するので、各自印刷すること。 |
試験・成績評価等 |
各回の報告内容及び理解度毎に5点満点で評点を付け合計点(75点)を100点に換算して評価を行う。 本授業は、条文や裁判例に関する知識の修得よりも、むしろ、それらを読んで理解していることを前提に、その条文の趣旨や事案にあらわれた争点に対する多面的な分析・検討・考察を踏まえて毎回の授業の際に行われる、報告者のプレゼンテーションやディスカッションの能力を評価するため、期末の筆記試験によらないものとする。 |
事前学習 |
報告担当の有無に関係なく、毎週、相当の頁数にわたる予習が必要である。 |
課題レポート等 |
各回の報告以外には課題・レポートはない。 |
オフィスアワー |
授業終了後に質問を受け付ける(教室又はZoom)。また、事前のメール連絡をもとに、適宜質問、相談を受け付ける(面談の場合は面談室又はZoom) |
その他 |
教室による対面授業、Zoomによる遠隔授業又はこれらの併用(ミーティングID等は、メール及びTKCの科目別カリキュラム欄で毎回通知) |