シラバス
科目名 |
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教員名 | 香山 高広 ( KAYAMA Takahiro ) |
時限 | 火 , IV ( 14:50~16:20 ) |
授業の目的 |
「応用民法I」・「応用民法III」と相まって、民法に関する発展的な学習をする。 |
履修条件 |
2年次配当の必修科目であるから、2年生は、必ず受講しなければならない。 |
到達目標 |
カリキュラムマップ、到達目標科目対応表及び学修ロードマップを参照のこと。 |
授業の概要 |
担保物権法と債権総論を中心に、民法における債権担保制度を学ぶ。事例をもとに、判例の立場を確認することに、重点を置いた講義をする。 |
授業の概要(英語) |
This course deals with the Real Rights(Rights of Retention, Statutory Liens, Pledges Mortgages etc) and Claims(General Provisions). |
授業計画 |
第1回 留置権⑴ 第2回 留置権⑵(小テスト実施予定) 第3回 物上代位⑴ 第4回 物上代位⑵ 第5回 法定地上権と一括競売(小テスト実施予定) 第6回 譲渡担保⑴ 第7回 譲渡担保⑵ 第8回 集合動産譲渡担保と動産売買先取特権(答案練習実施予定) 第9回 債権者代位権の転用 第10回 保証⑴ 第11回 保証⑵(小テスト実施予定) 第12回 債権譲渡と対抗要件 第13回 表見受領権者に対する弁済・相殺 第14回 弁済による代位(小テスト実施予定) 第15回 予備日 |
授業の進め方 |
担当教員の質問に対する解答を、受講生に答えてもらう。 |
教科書及び参考図書等 |
「参考図書」は以下である。 ・内田貴『民法Ⅲ[第4版]』東大出版会、2020年。 ・松井宏興『担保物権法[第2版]』成文堂、2019年。 ・安永正昭『講義 物権・担保物権法〔第4版〕』有斐閣、2021年。 ・潮見佳男『プラクティス民法 債権総論[第5版補訂]』信山社、2020年。 ・潮見佳男『新債権総論Ⅰ・Ⅱ』信山社、2017年。 ・『民法判例百選Ⅰ[第9版]』有斐閣、2023年。 ・『民法判例百選Ⅱ[第9版]』有斐閣、2023年。 ・上原敏夫他『民事執行・保全法[第6版]』有斐閣、2020年。 ・千葉他編『Law Practice 民法I 総則・物権編〔第5版〕』商事法務、2022年。 ・千葉他編『Law Practice 民法II 債権編〔第5版〕』商事法務、2022年。 ・鎌田薫他『民事法Ⅱ[第2版]』日本評論社、2010年。 |
試験・成績評価等 |
成績は、学期末試験の点数(60%)と平常点(40%)の合計により決定する。平常点は、小テストの結果に基づき決定する(答案作成を課すが、この答案の評価は成績に反映させない)。講義に欠席した場合には、理由の如何を問わず、最終的な点数から1回につき5点減点する(成績判定は、これらによって得られた点数を基に、相対評価によりする)。なお、4回以上欠席した場合には、理由の如何を問わず、学期末試験の受験資格を失う。 |
事前学習 |
事前に配布(9月配布予定)する教材の設問に対する解答を準備しておくこと。ただし、講義においては、設問の解答だけでなく、それに関係する問題についても質問をする。したがって、関連する諸問題についての事前学習も、あわせてしておかねばならない。 |
課題レポート等 |
事前学習を十分にしておくこと。十分な予習ができているかどうかを、授業中に確認する。 |
オフィスアワー |
授業終了後に質問を受け付ける。それ以外の時間帯については、メールで連絡すること。 |
その他 |