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履修条件 |
とくになし。
他学部生も「総合選択履修方式」による履修可。 |
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授業の目的 |
近・現代法とは異なるヨーロッパ前近代法の歴史的性格、法および法学のヨーロッパ的特質の形成過程、コモン・ロー（イングランド法）とシヴィル・ロー（大陸法）の歴史的分岐などを学ぶことを目的とする。
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授業の概要・計画 |
転換期としての１２世紀（「１２世紀ルネサンス」）を中心として、学識法（ローマ法と教会法）の形成と展開、イングランド法と大陸法の比較の観点から見た法制度の変容について、主として取り上げる。
序論（２回）
第１部 ゲルマン部族法典とローマ法大全（４回）
第２部 中世ローマ法学――註釈学派と註解学派（３回）
第３部 ルネサンス期の法学――人文主義法学派（２回）
第４部 教会法（５回）
第５部 イングランド法と大陸法の岐路（２回）
第６部 イングランドにおけるコモン・ローの形成（１０回）
第７部 大陸法の特質（２回）
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授業の進め方 |
担当教員作成のレジュメに従って授業を進める。史・資料についても適宜プリントを配布する。また、視覚的に理解を助けるために、スライドを多用する。基本的に講義形式で進めるが、時には質疑応答を通して、また小レポートなどを通して、できるだけ双方向の授業になるように努めたい。 |
| 教科書・参考書等 |
教科書は使用しない。参考書として、高山・池上編『西洋中世学入門』（東京大学出版会）、勝田・森・山内編『概説西洋法制史』（ミネルヴァ書房）など。 |
| 成績評価の方法・基準 |
出席状況および小レポート（配点３０点）と試験（配点７０点）により、総合的に評価する。 |
| その他（質問・相談方法等） |
オフィス・アワーあるいは電話・メールでアポイントメントをとった上で質問・相談に応じる。 |
| 過去の授業評価アンケート |
2010年度後期 |