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履修条件 |
高校の世界史Ａ及びＢ、日本史Ａの教科書を、近代史以降を中心に必ず最低１度は読んでおいてください。 |
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授業の目的 |
本授業の目的は以下の３点に集約されます。
１．法学部生として最低限必要な近現代史の基礎的な史実を紹介する。
２．２０世紀の歴史的な流れを大まかに紹介し、把握させる。
３．政治史の理論や分析概念並びにその歴史観を幅広く紹介し、理解させる。
以上です。 |
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授業の概要・計画 |
本授業は、２０世紀の政治史を中心に概観していきます。
今年度も総論を中心に行いますが、ただプロローグに、各論として「ナチス・ドイツの全権委任法と改憲問題」を取り上げます。
授業全体としては、グランドセオリーから見た２０世紀政治史をマクロに概観していきます。そこでは、グランドセオリーとして「世界システム」論を中心に、「国家社会主義」論や政治過程論を援用しながら、主にヨーロッパの２０世紀の政治史外交史を取り上げます。とりわけ第一次世界大戦と第二次政界大戦を中心に検討していきます。その際、「満州事変」から日中戦争、アジア太平洋戦争へと至る過程も取り上げたいと思います。
現段階では、以下の計画に基づいて授業を行う予定です。
プロローグ（「ナチス・ドイツの全権委任法と改憲問題」）
第１章 グランドセオリーとしての「世界システム」論
第２章 ドイツ帝国の「世界強国」への道と第一次世界大戦
第３章 ナチスの台頭と第二次世界大戦
エピローグ |
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授業の進め方 |
講義形式の授業となります。
板書を中心に授業を進めていきます。 |
| 教科書・参考書等 |
【教科書・課題図書】
・熊野直樹・柴尾健一他４名『政治史への問い／政治史からの問い』法律文化社、２００９年。
【参考書】
・熊野直樹・星乃治彦編『社会主義の世紀』法律文化社、２００４年。
・田村栄子・星乃治彦編『ヴァイマル共和国の光芒』昭和堂、２００７年。
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| 成績評価の方法・基準 |
レポート（３０点）と定期試験（７０点）との総合評価によります。
冬休みにレポート（課題図書の書評）を課します。
【レポート課題】
熊野直樹・柴尾健一他4名著『政治史への問い／政治史からの問い』（法律文化社、2009年）の書評。
締切日：2014年1月7日（火曜日）17時（厳守）
提出先：学生第三係
分量：2000字程度（1800～2200字以内）
なお、レポート提出でもって、受験資格を付与しますので、くれぐれもご注意ください。その際、いかなる理由があっても、レポートの締め切り日の延長は行いません。
また、成績評価に関しては、本授業では、いかなる理由があっても、救済措置は行いません。卒業年次の方は、とりわけ注意しておいてください。
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| その他（質問・相談方法等） |
レポートの詳細については、授業中に解説します。
なお、他人のレポートを書き写したり、他人に書き写させた場合は、両方とも不正行為とみなし、授業の登録を取り消します。 |
| 過去の授業評価アンケート |
2012年度後期 |