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履修条件 |
特別な条件はありません。将来、国や自治体の職員や議員、地域メディア、ＮＰＯ等での活動、あるいはそれらに関する研究者をめざしている人を歓迎します。 基礎知識を受け身的にひたすら覚えるというのではなく、ワークショップ形式で、素材となるテキストの論点を自分で能動的に応用・活用することが主眼となっ ています。こういう 形式ですので、一人でしゃべりすぎて浮いてしまう自分に抑制力をつけたい人や、逆に、引込み思案の自分の殻を破りたいと思っている人にお勧めです。授業の 雰囲気については、過去の授業評価アンケートを参考にしてください。 |
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授業の目的 |
次の３点を基本的な獲得目標にします。
①公共性と合意形成および意思決定に関する基本的な原理や知識を習得し、公民教育レベルのデモクラシー概念の批判的理解に活用できるようになる。
②傾聴の姿勢が実感でき、合意形成や共通の課題発掘のための基本的なスキルが使えるようになる。（ワークショップの諸技法）
③ゼミ論の企画・執筆を通じて、調査報告書や企画書を書くためのスキルを使えるようになる。（ネット情報のコピペや本の丸写しでは、恥ずかしくて満足できなくなる）
以 上を通じて、大学生活後半、および大学卒業後において自立的・自律的に学ぶ（アクティブラーニングする）ための、また、他の人々と協力を進めていくため の、基本的な知識・技能・態度の 獲得を前進させるとともに、それらをさらに高度化していくためにはどうしたらよいかについて、自分の方針を確立することをめざします。 |
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授業の概要・計画 |
１２回（予定）の授業は、前半と後半に分けます。ただし、分け方は、実際の進み具合を見ながら、柔軟に行ないます。
【前半】ゼミ論のテーマ発掘を意識しながら、指定テクストを材料に討論を行なう。
【後半】自分のテーマ、使用する材料や方法などについて、交互に発表し、レベルアップを図る。 |
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授業の進め方 |
●様々なワークショップの手法を活用します。予習を前提に、グループ討論を全員に求めますので、傍観者的参加はできません。【応用練習の重視】
●学生相互で、テキストを素材に、疑問点やコメントを話し合うことを重視します。これまでの経験から、討論のしやすい４～５人で１グループの編成とします。
●グループでの討論を円滑に進めるため、やむを得ない場合を除き、★遅刻・欠席は厳禁★とします。
●討論の時間を十分確保するために、テキストの内容について順番に発表することはやめ、全員に毎回、指定範囲のレジュメを提出してもらいます。
●理解が自己流になるのを避けるため、授業の後半に、３０分を上限として、教師の側からのコメントやそれをめぐる質疑応答を行なうことにします。 |
| 教科書・参考書等 |
初回のゼミまでに、下記のテクストを入手しておいてください。
バーナード・クリック『デモクラシー』、岩波書店、1575円（税込）◆1418円（生協価格） |
| 成績評価の方法・基準 |
積極的態度やスキルの向上度、ゼミ運営への貢献や他の参加者との協力姿勢、出席状況、ゼミ論文などから、総合的に判断します。 |
| その他（質問・相談方法等） |
授業の趣旨からして、授業内容に関する質問は、授業時間内に積極的に行なうようにしてください。それ以外に関しては、必要に応じて、随時、相談に乗りますので、オフィスアワーは設定しません。 |
| 過去の授業評価アンケート |
2013年度前期 |