ワークショップ「木から文化を考える」に、GV学生と高校生が参加しました。

GVプログラムと「大学の世界展開力強化事業」の共催イベントであり、この事業の一環として来日していた留学生15名、九州大学の学生約20名、さらには全国の高校生30名が参加しました。留学生も多数参加するワークショップであったため、プレゼンテーションや質疑、さらにはディスカッションも全て基本的には英語で行われました。

初日13日の午前中は、留学生が出身国別にグループを作り、グループ毎に「自国の出身文化と木」についてプレゼンテーションを行いました。このプレゼンテーションは、留学生・九大生・高校生の距離を縮めることも意図されており、ゲームやクイズ等を交えつつリラックスした雰囲気で行われました。GVプログラムの学生は他の九大生と共に、高校生の理解を助けつつ参加しました。
午後には、まずは演習林の教員である大槻恭一教授、古賀信也准教授の講義を受け、その後10名程度のグループ毎に「今後の日本における森林管理と木材利用」についてディスカッションを行いました。そして、一時間程度のディスカッションの後、各グループはその内容・成果を5分程度にまとめ、その内容を全参加者の前でGV学生が報告しました。5分の報告とはいえ英語で、しかも様々な意見がでるディスカッションをまとめた上で報告するということは、GV学生はもちろん全ての参加者にとってハードな課題でした。しかしそのおかげもあってか、夕方から行われたバーベキューでは参加者同士、非常に打ち解けた様子でした。

二日目の6月14日は、留学生が三つのグループに分かれ、今回の「大学の世界展開力強化事業」について総括するプレゼンテーションを行いました。GV学生を含む九大生は、高校生の理解を助けつつ、留学生のプレゼンテーションに対し活発に質問やコメントを行いました。