司法試験関連

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平成29年 司法試験の結果について

 平成29年9月12日、本年度の司法試験の結果が発表され、本法科大学院の修了生17名が合格しました。
最終合格率は19.32%で、合格率でみた全国順位は、全74校中の19位でした。

 最終合格率の全国順位は、平成18年度17位、19年度21位、20年度18位、21年度18位、22年度17位、
23年度23位、24年度14位、25年度18位、26年度15位、27年度11位、28年度8位で、ここ数年で着実に、
伸びてきていただけに、今年度は誠に不本意な結果に終わりました。

 ただ、法科大学院の教育力を端的に示す累積合格率は、(今年度のものを含めた最新のデータはまだ公表されて
おりませんが)全国平均が昨年度までの51.01%からさらに下がることが確実である一方で、本法科大学院では、
24名の新たな受験者と17名の新たな合格者が加わる結果、昨年度までの本法科大学院の累積合格率(53.36%)
から上昇することになり、全国平均累積合格率をさらに上回る見込みです。

 また、直近の修了生(法科大学院を修了して初めて受験した者)の合格率は、33.3%であり、決して悪くは
ありません。総長裁量経費による支援を受けて、本法科大学院を修了した若手弁護士に学修支援アドバイザーと
なっていただくなど、丁寧な指導を行っていることは奏功しております。

 以上のとおり、在学生についてはその指導に相応の実績がありますが、それに満足することなく、指導がより
きめ細かなものとなるよう、引き続き改善・工夫して参りたいと考えております。

 その半面、修了生(司法試験を受験するのが2回目以上の者)の合格者は、昨年は20名でしたが、今年は9名に
とどまりました。今年の司法試験結果の大きな原因の一つは、この点にあります。本法科大学院では、修了生の
学修支援対策として法務研究員制度を設けておりますが、今回の結果を踏まえ、それにとどまらない対策を早急に
講じる予定です。

 平成29年9月、本法科大学院は、九州・福岡において裁判所、検察庁、弁護士会といった司法機関が集積する
予定の六本松地区に教育施設を移転しましたが、ごく身近に法曹三者との交流を果たせる環境を得たことは、
以上の教育的措置を実践し展開していく上で、これ以上ない恵まれた条件であることを付け加えておきます。

 以上のとおり、本法科大学院では、今年度の結果を真摯に受け止め、さらなる教育の改善に取り組み、
次年度以降には、必ず最終合格率の挽回を果たします。

                                九州大学法科大学院長  堀野出

 

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