シラバス
| 科目名 |
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|---|---|
| 教員名 |
加藤 直人 ( Kato Naoto ) 堀野 出 ( HORINO Izuru ) 安武 雄一郎 ( YASUTAKE Yuichiro ) 岩崎 雄亮 ( Iwasaki.Yuusuke ) 染谷 翼 ( SOMEYA Tsubasa ) |
| 時限 |
月 , III ( 13:00~14:30 ) 火 , V ( 16:40~18:10 ) |
| 授業の目的 | 裁判における訴訟当事者の事前準備、法廷における訴訟当事者および裁判官等の活動、手続の進行等を学生が主体となって模擬手続を体験することにより、より実務的な観点から修得する。 |
| 履修条件 | 受講者の希望により民事・刑事の２グループに分かれるが、希望者が偏った場合にはどちらかに抽選で振り分ける。なお、履修条件とはしないが、授業は民事裁判実務および刑事訴訟実務を履修していることを前提に進行する。 |
| 到達目標 | カリキュラムマップ、到達目標科目対応表及び学修ロードマップを参照のこと。 |
| 授業の概要 | 第１回から第５回までは、受講者全員を対象に、民事・刑事裁判のＤＶＤ視聴、民事弁護・刑事弁護の講義を実施し、裁判における訴訟当事者（とくに訴訟代理人・弁護人）の活動についての理解を深める。受講者は、民事模擬裁判または刑事模擬裁判のいずれかに参加し、当事者等の役割分担に応じて、担当となる当事者等の立場からの事前準備、法廷における具体的な活動を行い、その後の教員による多面的な角度からの講評や議論を行う。 |
| 授業の概要(英語) | The beginning of the course lectures all students on civil and criminal trials. The students are then devided into either a civil or a criminal moot court group in which they practice as parties of the trial. Review and feedback by teachers follow. |
| 授業計画 |
第1回 刑事裁判講義・刑事裁判ＤＶＤ視聴（公判手続） 第2回 民事弁護についての講義、グループ及び役割分担の決定 第3回 刑事裁判講義・刑事裁判ＤＶＤ視聴（公判前整理手続） 第4回 民事裁判のＤＶＤの視聴・講義 第5回 民事裁判のＤＶＤの視聴 （以下、民事・刑事の２グループに分かれる。） （民事グループ） 第6回～第9回 模擬記録を用いて、訴え提起、第１回口頭弁論期日、弁論準備手続期日などの模擬手続を行い、各訴訟当事者の事前準備､法廷等における主張・立証活動、争点整理の進め方などについて理解を深める。 第10回～第14回 争点整理の結果を受けて、集中証拠調べを実施し、可能であれば和解手続を行い、判決を言い渡す。 （5回分に相当する手続を全一日を使って実施する。） 第15回 模擬裁判（集中証拠調べ等）についての講評等 （刑事グループ） 第6回～第9回 模擬記録を用いて、公判前整理手続の模擬手続を行い、公判前整理手続に関する理解を深める。 第10回～第14回 公判前整理手続の結果をもとに公判期日（模擬裁判）を実施し、判決を宣告する（5回分に相当する模擬裁判をまるまる一日を使って実施する）。 第15回 模擬裁判（公判期日）についての講評等 |
| 授業の進め方 |
第１回から第５回までは、ＤＶＤ教材を使用するなどして、双方向性の高い講義を行う。 第２回の授業で民事・刑事のグループ分けおよび役割分担を行い、各役割に応じた記録教材を配布し、受講者は並行してそれぞれの担当ごとに模擬裁判の事前準備を進める。 第６回以降は、民事・刑事のグループに分かれ、学生が主体となり、できる限り実際の裁判と同様の手続で模擬裁判を進める。各担当教員も役割を分担して、各担当者の準備活動に対する指導・援助を行うほか、期日ごとに講評を行い、適宜に進行を整理する。 |
| 教科書及び参考図書等 |
【教科書】 司法研修所監修「４訂 民事訴訟第一審手続の解説－事件記録に基づいて」（法曹会） 司法研修所刑事裁判教官室「プラクティス刑事裁判」「プロシーディングス刑事裁判」（法曹会） |
| 試験・成績評価等 | 通じて4回以上欠席した者については原則として単位の認定を行わない。模擬裁判の事前準備、当日の活動内容、書面の起案などに基づき評価する。 |
| 事前学習 | 指定教科書は、民事裁判実務及び刑事訴訟実務において使用している教科書であり、少なくとも両教科書に記載された内容を理解しておく必要がある。 |
| 課題レポート等 | それぞれ最低でも１～2通の書面の起案。 |
| オフィスアワー | 質問などがある場合、授業終了後に対応します。それ以外の時間帯でも、学内で見かけた際に声をかけてもらえれば、質問を受け付けます。また、メールなどで連絡があれば、適宜対応いたします。 |
| その他 | 刑事模擬裁判については、公判前整理期日（授業日）ごとに担当教員を交えた（私的な）ゼミを行ってフォローします。 |
