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教育内容・方法

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シラバス

科目名
  • 授業科目名企業法務の基礎
  • 授業科目名(英語)Business Law Basics
  • 標準学年2・3
  • 必修・選択の区別選択
  • 単位数
教員名 寺本 振透 ( TERAMOTO Shinto )
川﨑 邦宏 ( KAWASAKI Kunihiro )
時限 土 , IV ( 14:50~16:20 )
土 , V ( 16:40~18:10 )
※土,Ⅵ(18:30~20:00)※6月1日
授業の目的 アントレプレナーが知るべき法務を、法律実務家のクライアントである、アントレプレナーの立場で、学び、クライアントに対する法的支援のスキルを身につける。
履修条件 特に定めない。
到達目標 授業の目的欄または授業の概要欄において示された能力を修得すること
授業の概要 企業におけるルールの成立と運用を知ったうえで、起業から企業運営までの法務を学ぶ。
授業の概要(英語) This class starts from a discussion on how rules are established and become enforceable. Then, the students will learn the legal practice of start-up to operation of business.
授業計画 第1回から第12回までは、おおむね、次のイシューを扱う。第13回から第15回までは、学生が、弁護士に対して起業プランを説明する起業家の立場になって、起業プランをプレゼンテーションし、教員(いずれも、弁護士としての豊富な実務経験を有する)との問答を行う。

1) 組織の運用におけるルールの適用、執行、および変更
2) ファイナンス・会社法を理解するための基礎理論
3) 設立・株式・株主の権利に関する会社法と実務
4) 会社の機関構成と役員の職務・責任に関する会社法の規定と実務
5) ファイナンス1:創業後、上場前の段階における資金調達
6) ファイナンス2:上場による資金調達
7) 判決書の読み方
8) 知的財産権の確保;ブランドの管理;ガバナンス、コンプライアンス、広報
授業の進め方 このクラスでは、教員と学生、あるいは学生同士の対話を通じて授業をすすめます。特に、QBSの学生である社会人と法的な事柄に関する対話を行うことが求められます。
教科書及び参考図書等 随時,webで情報を調査できる環境(PC,タブレット等)を携帯して授業に参加すること。
試験・成績評価等 毎回のクラスにおけるスキルとナレッジの獲得の度合を30%、
最後の3回における起業案の発表を40%、
その後に提出される起業案の改訂版の評価を30%として、
成績評価を行う。
事前学習 ・あらかじめ、授業用のウェブサイト(九州大学 moodle を利用する。https: //moodle.s.kyushu-u.ac.jp/)にレジュメをアップロードしておく。QBSの科目として表示されるから注意すること。
・レジュメとそこで引用されている資料を読んでから授業に臨むことをおすすめする。
課題レポート等 第13回から第15回までにおいて発表する起業プランを、クラスでの問答を反映するかたちでアップデイトして、提出すること
オフィスアワー 授業がある日の午後1時00分から午後2時30分まで(伊都キャンパス、または、オンライン)
その他 ビジネススクール(QBS)向けに提供する「ビジネス法務」を,法科大学院生も参加可能とするものである。QBSの学生の多くが日本国内外のビジネス・ パーソンであるから,法科大学院生は,彼らの法的サービスへの需要の水準と,法科大学院生の知識およびスキルの水準との間に大きなギャップがあることを知ることができると思われる。
なお、事前に教員にemailで連絡のうえ、オンライン(MS Teams)で参加することができる。