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教育内容・方法

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シラバス

科目名
  • 授業科目名倒産法
  • 授業科目名(英語)Insolvency Law
  • 標準学年2年次
  • 必修・選択の区別選択
  • 単位数2単位
教員名 浅野 雄太 ( ASANO Yuta )
時限 木 , V ( 16:40~18:10 )
授業の目的 破産法を中心に、倒産法の理論的基礎を学び、基本判例を正しく理解できるようになることを目標とする。民事再生手続の詳細や応用問題については、倒産法特別講義に委ねる。
履修条件 民法・商法・民訴法・民事執行法・民事保全法の知識を要するので、それらを履修済みまたは履修中であることが望ましい。
到達目標 授業の目的欄または授業の概要欄において示された能力を修得すること
授業の概要 前記授業目的が達成されるよう、下記授業計画に従い、下記進め方のとおり行う。
授業の概要(英語) Basic lecture on Insolvency law
授業計画 第1回 はじめに――倒産法の目的と構造
第2回 破産手続の機関
第3回 破産手続開始①(要件)
第4回 破産手続開始②(効果)
第5回 破産財団
第6回 否認権①(総論、要件)
第7回 否認権②(特殊な否認類型、効果)
第8回 破産者に対する権利①(種類、一般破産債権)
第9回 破産者に対する権利②(財団債権、債権の行使方法) 
第10回 破産者に対する権利③(取戻権、別除権)
第11回 対立する契約の処理①(相殺権、相殺禁止)
第12回 対立する契約の処理②(双方未履行双務契約)
第13回 破産財団の管理・換価・配当、破産手続の終結
第14回 免責
第15回 まとめおよび民事再生手続への架橋
授業の進め方 事前配布のレジュメに沿って基本事項を確認した後、基本判例等を検討する。授業は双方向的に行う。
教科書及び参考図書等 松下淳一=菱田雄郷『倒産判例百選〔第6版〕』(有斐閣・2021年)
その他参考書の詳細は第1回講義時に説明する。
試験・成績評価等 期末試験70%、平常点30%(授業への貢献度・積極性を評価する。欠席は減点事由)。
事前学習 レジュメを参考に教科書・判例等の精読。
課題レポート等 なし。
オフィスアワー 授業終了後に受け付ける
その他 質問は授業終了後に口頭で質問を受け付けるほか、メールでも受け付ける。メールアドレスについては第1回授業で指示する。
緊急時等でZoomによる場合のURLはTKCに掲載
倒産法特別講義(集中)、倒産法実務(後期)も受講されることが望ましい。