8月2日から16日にかけて行われたトゥルク大学サマースクールにGV生が参加しました。トゥルク大学は、フィンランドで2番目に大きい大学であり、人文学・医学・法律など7つの学部を有する国際的な学びの場です。昨年に引き続き今年も、夏休み期間にフィンランド現地/オンラインでコース別集団学習を行うサマースクールが開催されました。
以下は、トゥルク大学サマースクールに参加したGV生の感想です。
GV4年、篠原三穂:今回のサマースクールには、各国から集まる学生との交流や、フィンランドならではの学びを目的に参加しました。選択した「Health and Well Being in Finnish Nature」というコースの授業では、フィンランドの人々の敬意をもって自然に向き合う姿勢や自分の人生や健康を大切にする価値観がとても印象的でした。これらはまさに、フィンランドで保障されている「自然享受権」(誰もが自然を享受し楽しむ権利)にも体現されているように思います。また、実際に森を散策するフィールドワークを通じて、自然のもたらす人間への効果を身をもって体感することができました。


授業では、グループワークやプレゼンの機会が多く、メンバーと協力して短期間に意見をまとめることが求められました。咄嗟の場面で自分の考えが上手く伝えられなかったり、早いスピードの会話に戸惑うこともありました。一方で、2年次の短期留学時と比較して、議論に積極的に加わるなど自身の成長を感じる場面もあり、諦めずに英語力を磨くことを継続したいとより一層強く思いました。

サマースクールに参加して、授業内外で多くの人と出会い、様々な地を訪れることができたことが何よりの財産です。4年次という最終学年にこのような機会に恵まれたことも、将来を考える上で大きな意味を持つように感じています。ここでの出会いや学びを通じて得た思いや気づき、経験をもとに、残りの学生生活を最大限有意義に学び、自己実現に励む所存です。
GV4年、徳山 陽菜:サマースクールでは、フィンランドの自然環境やそれが人に及ぼす影響について、双方向的な学習環境で学びました。英語力の強化はもちろん、今後社会に出て働く際に専門以外にも少し学びたいと考え参加したものでしたが、結果として英語力・法学の知識両方を深めることができたと感じています。

最も有意義だったのは、論文を読み自身の意見をチームメンバーに発表するセッションなど、事前に準備して臨んだ授業です。英語を第一言語とする方が多い中、拙い英語でどのように自分はチームに価値を提供できるのか苦しみながら考えていました。結論として、自然環境について日本とフィンランドにどのような違いがあるのか、どのような政策が置かれているのかなど、テーマを自分の強い領域に絡めて調べ、意見を伝えることでチームに貢献できました。他分野の論文を英語で多く読むこと、改めて自国の法について深めること、そしてもちろん英語で議論することは、今の自分にとって非常に有意義でした。

また、日常生活における異文化コミュニケーションも得るところの多いものでした。サマースクール期間中、様々なソーシャルプログラムが開催され、その中でコースの枠を超え多くの生徒と関わることができました。互いに会話を通して文化や人となりを知っていくことは、これからの社会人生活に必要なコミュニケーションスキルを養うことにつながったと確信しています。それと同時に、自分の英語力にまだまだ大きな伸びしろがあると思い知らされる場面もありました。歯がゆい気持ちをばねに、学習に励みたいと思います。
このサマースクールは特に英語を議論レベルで扱う機会が多く、やや難しいと感じる場面もありましたが、自身の成長に資する貴重な経験でした。これから行われる英語を用いた交渉コンペティションや、社会人としての活躍につなげられるよう、この刺激を糧にたゆまず努力を続けていきます。
篠原 三穂(GV4年)
徳山 陽菜(GV4年)
