私たちGVプログラムでは、2月8日から14日まで、マレーシアのマラヤ大学およびインドネシアのタルマナガラ大学の学生を九州大学に招待し、学生主体のプログラムを実施しました。本プログラムは、九州大学の教授方による文化財に関する講義や裁判所見学、太宰府や長崎へのフィールドトリップを主な内容として構成されました。
2月11日には小島先生と八並先生による講義が行われました。講義はそれぞれ90分間で、両先生とも「文化財保護と法」という共通のテーマでお話されました。具体的には、小島先生は「希望の壁事件」について、八並先生は「文化財の不法取引」について取り上げられました。

この講義は全て英語で行われました。普段から毎週英語で講義を受けたり、プレゼンテーションをしたりしている私たちにとっても、この1年間の自己の学習成果を振り返る非常に良い機会となったと思います。高度な内容の講義を英語で受講することはとてもタフな経験でしたが、大きな成長につながりました。
2月12日、私たちは長崎へのフィールドトリップを行いました。長崎では、原爆資料館や軍艦島デジタルミュージアムを訪れました。

原爆資料館では、被爆された方々の所持品などの展示を通して、戦争の悲惨さを改めて感じました。特に、熱線の影響を受けた旧日本軍の軍服の展示は、非常に痛ましく、原子爆弾が個人に与えた影響について学び、平和の重要性を他国の学生と共有する貴重なきっかけとなりました。
軍艦島デジタルミュージアムでは、バーチャルリアリティ(VR)などの最新技術を用いて、当時の軍艦島の様子を知ることができました。軍艦島に上陸するには、気候などの諸条件を満たす必要があるため、実際に上陸することなく内部の様子を見ることができ、とても良い経験となりました。
2月13日にはプレゼンテーションの本番発表を行いました。


いくつかのグループに分かれて、11日の講義内容である「文化財保護と法」をテーマとした英語でのプレゼンテーションを、海外の学生の方々とともに行いました。各グループがテーマに沿って独自に内容を設定し、私たちのグループは国際的な文化財保護の枠組みについて発表しました。先輩方の高い英語力や、留学生の皆さんの堂々とした発表に圧倒される場面もありましたが、多様な視点に触れられたことは大きな刺激となりました。異なる背景を持つ参加者と議論することで視野が広がり、今後の学習への意欲も一層高まりました。

今回の経験を通じて、専門的な内容を英語で伝える力の重要性を改めて実感しました。今後も英語力を向上させつつ、論理的に考える思考力も同時に成長させていきたいです。
松岡愛夏
鈴山紘平
山田恵
