九大生の一日

九大生の一日

九大生の一日

法学部生の時間割や一日を学年別にまとめました。ぜひご覧ください!なお、下記の時間割等はあくまでも一例です。また、一部の講義科目について、講義の概要について記したシラバスへのリンクを貼っておりますので、Google Chrome等から接続して下さい。

 まずは、法学部1年生(取材当時)の時間割を見ていくことにしましょう。1年生は、センターゾーン基幹教育科目を中心に学習し、学部にとらわれない幅広い分野の教養を身につけます。後期からは、週1回、イーストゾーンで専攻教育科目を学習します。

 大学に入学すると、まず自分で時間割を組み、履修登録を行います。 なお、入試の後も、英語の学習は欠かせません。試験やレポートで使うので、単語の学習を怠らないようにしましょう。週二回の英語科目に加えて、第二外国語(中・韓・露・西・仏の中から選択)を学習するのも特徴に挙げられます。

 夏学期に入ると、「基幹教育セミナー」があります。異なる学部に所属する学生と交流し、自分の大学生活や将来設計について発表します。また、水曜4限に開講される総合科目は、他学部で行われている最先端の研究や外部講師を招いた講演などがなされ、興味をさらに掻き立ててくれるものです。

 秋学期に入ると、毎週金曜日に専攻教育科目である「刑法I(刑法総論)」「憲法I(統治機構論)」「民法I(民法総則)」を学習します。講義が展開されるスピードも速いので、日々の予習・復習は欠かせません。

 秋・冬学期を通して展開される「課題協学科目」では、他学部の学生と様々な社会問題について活発な議論を交わし、発表します。講義には、様々な学部の先生が指導・助言して下さいます。多彩な分野の教養を身につけ、それを発表や議論を通じて外部へと発信する力が身に付きます。

1年生に学生生活に関することをいろいろ聞いてみました!

Q1:興味深かった講義があれば、教えて下さい!

(写真:2022年度後期「民法II」講義風景)

Aさん:「法学入門」や「憲法I」、「刑法I」といった法学部の講義です。やはり私が法学部に所属していることもあり、法律学は非常に興味深いです。

Bさん:水4の総合科目は他学部で行われている最新研究に触れることができ魅力的です。履修した「伊都キャンパスを科学する」では、キャンパスの形成に関わった教職員の方々の想いに触れることができ、新たな発見をもたらしてくれました。

Q2:アルバイトはしていますか。

Aさん:飲食系の店舗でキッチン業務を行っております。アルバイトは大変ではありますが、大学では学べない人間関係や色々なことが学べるので、学業との両立は難しいですが、やりがいを感じています。

Bさん:塾講師として中学生の集団授業をしています。年齢が近いため、中学生の思いに寄り添うことができるのが魅力です。学習につまづいた時に適切なアドバイスをするよう心がけています。

Q:九州大学法学部はどんな環境だと思いますか?

Aさん:周囲の人々の学習意欲が高く、日々仲間と競い合いながら、意識を高い水準に維持することができる環境だと思います。

Bさん:中央図書館が近く、静かな環境なので学問に打ち込める環境が整備されています。

Q:最後に受験生に一言お願いします!

Aさん:九大に合格するには並大抵の努力では出来ません。しかし、それだけの努力以上の価値は九州大学にはあります。ぜひとも九州大学で共に学びましょう。

Bさん:「勝つことよりも、負けないこと」を意識して下さい。勝負する相手は、周りの受験生ではなく、実は自分自身です。自分自身と素直に向き合い、間違えたところをごまかさないことが重要です。