次いで、法学部２年生（取材当時）の時間割を見ていくことにしましょう。２年生になると、イーストゾーンで専攻教育科目を中心に学習します。大学では、サークルやクラブ活動といった課外活動でも中心となり、チームをまとめていく存在となります。
2年生の前期は、1年生後期から継続して開講される「憲法I」、「刑法I」、「民法I」を中心に時間割を組みます。「法政基礎演習」では、早い段階から、希望する少人数ゼミに所属し、レポート作成や発表の技術を学びます。
2年生の後期は、基本的な法学・政治学の素養を身に着けることを目標に、基礎的な内容を学びます。法学、政治学のほか、他学部の専攻科目も履修することができるのが魅力です。また、法学部はテスト重視であるため、考査１か月前から、図書館や自習室で勉強します。
講義を中心に１日を組んでいます。私は、あるサークルの部長を務めているため、毎日のメールのチェック（事務）が欠かせません。サークル活動を通じて、法学部生のみならず、他学部生とのつながりも生まれてくるのは魅力的です。同じ大学内で学んでいても、他学部ではどんな研究が進んでいるのか分からないので、それらを知る良い機会となっています。