ミュンヘン大学共同シンポジウム報告

こんにちは!GVプログラム4期生田中健大と山本龍矢です。
2月17日~27日にドイツ・ミュンヘンとオーストリア・ウィーンで行われた研修に、私達GVプログラムの学生10名、LL.M.の学生3名(うちGV1期生2名)、LL.D.の学生1名が参加しました。

ドイツ・ミュンヘンでは、ミュンヘン大学を訪問し、共同シンポジウム「Law and Behavior」に参加しました。このシンポジウムには、ミュンヘン大学をはじめ、ドイツの様々な大学から学生や教授が参加されていました。我々GVプログラムの学生は、辺野古新基地建設問題、クレジットカードの不正利用問題、チケット不正転売についてプレゼンテーションを行いました。それぞれペアでプレゼンテーションを行い、学年を超え、それぞれが助け合うことができ、とてもいい経験となりました。その後、キャンパスツアーを行い、キャンパス内にある銅像や、建物自体からは、歴字を感じることができました。

またドイツではエクスカーションで、Schliersee[シュリールゼー]というところに行き、湖の周りを歩き、昔の農民の暮らしを展示している博物館に行きました。さらに、Hungendubelという本屋でインターンシップを行いました。日本ではあまり見かけないシステムが導入されており、本屋一つをとっても違いがあることに驚きつつ、貴重な体験をすることができました。

オーストリア・ウィーンでは、ウィーン大学を訪問し、ウィーン大学との共同シンポジウムに参加しました。GVプログラムの学生は、Tacit Collusionについてのプレゼンを行いました。オーストリアの商事裁判所に見学に行き、裁判傍聴を行ったり、ローファーム見学を行ったりしました。日本との法システムの違いを直接感じることができる体験となりました。

今回の研修に参加して、外国の学生と交流を行ったり、法学に関するプレゼンを行ったりすることは、自らの成長に直接つながるものとなったと確信しています。また1年生にとっては、二年次から本格的に始まる専攻教育を前に法学の議論を行うことは難しいことだったと思います。しかし、今後法学を学ぶ上で、大きなモチベーションとなったことでしょう。さらに今回交流した学生たちや先生方とつながりを持てたことは、将来に役立つかもしれません。

このような機会を提供していただいた先生方や関係者の皆様に改めて感謝をしたいと思います。さらにお世話になった先輩方や、支えとなった同期、元気いっぱいの一年生にも感謝したいと思います。

ありがとうございました!!

(田中健大&山本龍矢)