ブータン政府役員による講義

こんにちは。法学部2年GVプログラムの佐藤花実です。
私たちGVプログラムの学生の多くは、前回と前々回のブログでも紹介したように、世界展開強化力事業に参加しており、毎週世界遺産などについての講義を受けています。

今回は、ブータン政府からお越しいただいた3名の役人の方によるプレゼンテーションを聴くという、ありがたい機会をいただいたので、そのことについて書きたいと思います。ブータンは幸福度指数世界1位に輝いたことでも有名な国ですが、まだ世界遺産に認定されたことがありません。

そこでブータン政府は、『ブータンの文化遺産や文化的景観を守り、将来の世代へ伝えていくこと』を目標に掲げ、計画的に法整備などを進めているそうです。
また、ブータンには美しい文化や自然がたくさんあるそうですが、急激な経済成長による環境の変化と古くからの美しい景観保護の折り合いに苦労するところも多く、工夫して政策を立てているそうです。

私たちは、ブータンで実際に大きなプロジェクトを進めていらっしゃる方々のお話を伺うことができ、日本との違いや、ブータンの良さなど、たくさん考えさせられることがありました。
世界の様々な場で活躍することを目標に掲げている学生も多いGVプログラムの学生にとって、本当に良い刺激をうけた一日でした。