ハノイ大学短期留学

こんにちは、GVP二期生の木村真琴です!
今年の3月にベトナムで行われたASEAN in Today’s World、通称AsTWについて話していきたいと思います。

AsTWは今年で9年目となるもので、ASEAN交流を目的とし、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ミャンマーなど様々な国からの参加者がいます。

私がこのプログラムに参加した理由として、まず一つ目に去年の世界展開力強化事業に参加して、東南アジアという地域に興味を持ち、日本との国際関係の重要さに気づいたため、というのが挙げられます。
二つ目は、慣れ親しんだ環境ではなく、全く新しいところに飛び込みたかった、というのがあります。幸いなことに、世界展開にもGVプログラムにも刺激をくれる存在である先輩や友人がたくさんいます。それがいいとも感じられますが、そんな整った環境では、研修中に英語面でも精神面でも彼らに頼ってしまうということが多々ありました。そういった意味で、この環境を一度抜け出して自律的な海外経験をしたいと思ったのです。

このプログラムは平日にハノイ国家大学で授業を行い、週末はスタディトリップへという構成でした。学業と息抜きと非常にバランスのとれたプログラムで、授業で困難にぶつかりながらも、参加生とトリップへ行き、徐々に打ち解けていくことができました。

私はベトナム言語・文化、そしてASEANにおける国際情勢を履修しました。英語のレベルの基準がASEANであることから、日本人の英語の苦手さと消極性が露呈し、初めは不安ばかりでした。授業の中で積極的にトライしようとしたり、他学生と復習をしたり、レポートを早めに準備したりと自分なりに出来る工夫をしました。そのため他の参加生より時間はかかったものの、なんとかやり遂げることができたと思っています。

スタディトリップでも、世界遺産のハロン湾や、小民族の村マイチャウに行き、ベトナムの文化に触れることができました。みんなで楽しみながら、ベトナムを堪能しました。

また、このプログラムのクロージングセレモニーで、スピーチを担当させていただき、非常にありがたい経験をさせてもらいました。しかし、この研修に行ってそれで終わりではなく、次にこの経験を何につなげていくかというのを考察し、さらに今後につなげていきたいと思います。