第8回大学生リーダーシップシンポジウム

こんにちは!GVプログラム1年の松本さやか、廣瀬梨早です!

私達は8/1~7までタイのバンコクで開催された国連主催の第8回大学生リーダーシップシンポジウム(USLS2017)に参加してきました。このUSLSはGVや九大のプログラムではなく個人で申し込むものでしたが、GVに所属していることで同じ興味・関心をもつ友人とともに参加できたり、帰国後に他のプログラムに参加した友人達とお互いの経験や考えを共有することがでたので、皆さんにも共有できたらと思いました。

まずはこのシンポジウムでどんな活動をしたのかを少し紹介したいと思います!主にこの約1週間のシンポジウムでは “Building Life
Giving Hope” というテーマのもと、世界が直面している人道問題について講演を聞き、学び、意見交換をし、また実際に複数あるフィールドワークの中から自分でコースを選びタイ国内で活動をしたりしました。普段日本に居ては、あまり実感することのない難民や貧困、資源の枯渇などの問題に改めて目を向け、考える貴重な機会となりました。

その中でも私達が実際に行った活動についてもう少し深く紹介したいと思います。私達は8つほどあったコースの中から、「持続可能な社会」をテーマとした活動に参加してきました。バンコクから少し離れたところにある、自給自足をして生活をしている村を訪れました。そこは病院や学校など必要な施設が揃い、生産過多でも消費過多でもなく、持続可能な社会のモデルとなる村でした。そこで私たちは村の人々が普段行っている仕事を手伝わせていただきました。稚魚を放流したり、タイ米の田植えをしたり、村の人々と交流したりしました。皆で協力しあうことで参加者どうしの絆を深められただけでなく、村のシステムや雰囲気など実際に訪れなければ感じることのできない経験ができました。

参加者は78ヶ国から900人を超え、中にはかつて難民だったという人もいました。これほど様々なバックグラウンドを持つ人々と出会える機会は中々ないという点で、USLSはとても価値のあるプログラムでした。

日中のアクティビティの後、夜は仲良くなった人たちと毎日色々な所に出掛けたりもしました。
参加者は皆自分の大学で学生団体の運営をしていたり、USLSの後も国連に関する活動に献身的であったりと、まさに将来のリーダーとして活躍しそうな人ばかりで、プログラムが終わった今も彼らと繋がることで刺激を受けています。

USLSに参加したことで、人道支援について学ぶと同時に、国際感覚を磨くことができたと感じます。そして私たちを動機づけてくれ、将来国際的に働く上でもきっと大きな助けとなる友人と出会うことができました。ここで築いた関係を大切に、私たちもより自らを高めていきたいです。