ミュンヘン大学と共同シンポジウム

こんにちは!GVプログラム2期生の仲本奈央、3期生の廣瀬梨早です。
3月1日~11日にドイツとオーストリアで行われた研修に、私たちGV生のうち7名が法学部生やLL.M.の学生と共に参加してきました。

オーストリアのザルツブルグでは、ザルツブルグ大学を訪問し、学長や九大の先生方の講義を聴講しました。その後大学内を見学させていただき、図書館では古地図や古書など貴重な資料を見ることができました。また、以前九大法学部にいらっしゃったウルブカ先生が町を案内してくださり、モーツァルトの生家やミラベル公園を訪れました。ドイツに戻ってからのプレゼンの事で皆緊張していましたが、ザルツブルグ大学の方々やウルブカ先生の温かい歓迎のおかげで、楽しい時間を過ごすことができました。(廣瀬)

フラウエンキムゼーにて、今回の研修のメインである合同シンポジウムLaw and Behaviorに参加しました。二日間に渡り行われたこのシンポジウムには、ミュンヘン大学をはじめドイツの複数の大学から学生や教授が参加していました。頼りになる一年生とペアを組み、嫡出子問題についてプレゼン。先輩であるにも関わらず久しぶりの英語プレゼンにドッキドキでした。大学の方々は優しくもてなしてくれ、食事やシンポジウム間の島内ツアーも楽しく過ごしました。別れがとても辛かったです。

ミュンヘンでは書店でのインターンをさせていただきました。日本の書店との違いなどを知ることができ、有意義な時間でした。最後にミュンヘン大学を訪問し、シンポジウムについて振り返り、大学間の親睦が深まりました。

今回の研修に参加することができて本当に良かったと思います。他大学の学生の議論に聞くだけでも参加できたこと、彼らと繋がりを持てたこと、初めてヨーロッパという土地に行けたこと、などなど。私の大学の経験としては大きすぎるぐらいです。また一年生にとっては、二年次から法学の専攻教育が始まる前に、リーガルイシューについてプレゼンをしたことや刑法のスペシャリストである現地の学生たちと交流できたことは、大きなモチベーションとなったようです。
今回、このような機会を与えてくださった先生や関係者の方々には頭が上がりません。また、頼りになる院生含め先輩方、支えとなった同期、元気いっぱい可愛い一年生もありがとうございました。(仲本)