潜伏キリシタン関連遺産プレゼンテーション

こんにちは!GVプログラムの4期生の卜部、田中、船津、空閑です!
私たちは、11月3,4日に天草陶磁器展にて行われた河野俊行先生の講演の中で、潜伏キリシタン関連遺産のプレゼンテーションをさせていただきました!
プレゼンテーションの前に、まず初めに、この遺産の構成資産の1つである崎津集落に訪問させていただきました。

崎津集落は、禁教期にも関わらず秘密裏にキリスト教の信仰を続けてきた人たちの伝統を感じるものが数多くある場所でした。そこで、日本の伝統宗教と潜伏キリシタンの共存という独特の文化的伝統をあらわしている崎津諏訪神社や、信仰の復活をあらわすシンボルである崎津教会堂を見学しました。潜伏キリシタンの歴史をひしひしと感じる場所でした。そして、ICOMOSの会長でもある河野俊行先生と集落の人たちの意見交換会に同席させていただきました。そこでは、観光客の増加による暮らしの変化や、教会の見学の仕方など、現地の人の意見を直接うかがえるとてもいい機会でした!さらに、崎津の名物である杉ようかんや、天草で捕れた新鮮な魚のお寿司をいただきました!天草はとても海がきれいな場所でした。

そして、今回のメインである潜伏キリシタンのプレゼンテーションでは、潜伏キリシタン関連遺産が7月に世界文化遺産に登録されたことをふまえ、今後も世界遺産であり続けるためにはどのようなことに気をつけなければならないのかということを中心にお話ししました。一般の方の前でプレゼンテーションをするのは初めての経験だったため少し緊張し、噛んだり、文章の区切りを間違えたりすることもありましたが、何とかやりきることができました。このプレゼンは、今後に活かせるとてもいい経験になりました。

今回の訪問で、世界遺産についてこれまで以上に理解を深めることができ、なかなか経験することのできない貴重な体験を多くさせていただきました。この経験を活かして、今後の学習に取り組んでいきたいと思います。