九州大学のサークルに関する情報はこちらから。今回は、アイスホッケー部をご紹介します。
基本情報
活動場所
パピオアイスアリーナ(福岡市東区、取材当時)で活動しています。また、久留米や飯塚でも活動しています。最近では、久留米のスポーツガーデンも多いです。
活動頻度
週3回程度活動しています!一般利用者がいない時間は終電がない時間なので、毎回車で移動します。 他の団体との兼ね合いで22時や24時からのこともあります。 実質動いているのは1時間半です。前後のミーティングや準備を含めると3時間くらい。
活動実績
九州学生リーグという、インカレ予選みたいなものがありました。 11月に九州学生リーグで30年ぶりに優勝し、全国大国に出場しました。アイスホッケー自体がメジャーではないので、参加校は九州で10校くらい。九大の部員は全員初心者だったので、経験者チームと戦うつもりでチームを作ってきました。
活動内容
基礎的な練習から実践の練習までやります。 入部したての頃は滑れないから、滑る練習やパス、レシーブから始めます。学年が上がったり、シーズンが終盤になったりするにつれて実践が多くなります。 同級生はみんな初心者から始めるので、安心しました。経験者がチームにいないことでの面白さがありました。
法学部の先輩に聞いてみました!T
Q:入部の決め手はなんですか?
小学校の頃から高校まで、個人競技である剣道をしていたので、チームスポーツをやってみたかったんです。 大学から始めるには、サッカーや野球は厳しくて。 大学から始められそうなものを探し、アメフトなどを見ました。 アイスホッケーの試合を見たときに、スポーツ自体の魅力を感じたことと、先輩方のチームの雰囲気が好きだったことが決め手でした。
Q:アイスホッケーの魅力を教えて下さい!
スピード感があって激しいスポーツであることです。 陸上スポーツとはかけ離れていて、ずっと氷の上にいるので不安定な状況で、スピード感がすごいです。スピード感が1番目につきます。 それから、コンタクト(体をぶつけること)が激しくもあります。
Q:勉強との両立はできますか?
他の学部に比べると、法学部はアイスホッケーをやるにはいい環境だった。 部活は試験期間には休みがあります。また、勉強で大変な人は部活を休んでも大丈夫。 試験期間だけはとりわけ勉強を頑張ってきた。
Q:九州学生リーグでの優勝要因は何だと思いますか?
1番は、人に恵まれたことでした。 4年生が1番上手なので、4年生の人数が多かったことが大きかったです。例年だと4年生は5人くらいです。 また、今の4年生は1年生の頃から部の先輩に感化されて自主練していました。九州学生リーグで優勝できたのは、練習回数がほかの大学の倍以上であったこともあります。 アイスホッケーは練習にあたり、リンク使用料が団体で3万円など、お金がかかります。自分たちだけでは賄いきれないので、部費だけではなく、OBにアプローチして寄付してもらって練習していました。他の大学はそこまでやっていません。そのため、練習回数に差ができ、いいチームに仕上がりました。
Q:就活をしながらの部活はどうでしたか?
私は、民間企業に就職予定(取材当時)です。 中には公務員を受けた部員もいますし、教員になる部員もいます。 週に3回夜に活動があるだけなので、昼間は空いているんです。 部活の中では時間に追い込まれているほうではありません。 次の日の朝がきついことはありますが(笑)。
Q:受験生に一言お願いします!
大学は勉強が大事なのは大前提で、何か1つ勉強以外に夢中になるものを見つけるといいと思います。サークルか部活かはそれぞれだと思いますが。もしアイスホッケー部を選んでくれたら、4年間熱くなれる場所になると思います。
取材協力:九州大学アイスホッケー部のみなさん 著作:九州大学法学部広報委員会